心意気

こんばんは。
かめじぃです。
珍しく真面目な事を書こうと思います。
今日、テレビで「家族を看取る」という特集をやっていました。
かめじぃが物心ついて以来、一緒に住んでいた家族を家で看取るという経験をしたことがありません。
さいころ(といっても大学入学前くらいですが・・・・)は
「病院から帰る親を自宅で迎える」
つまり留守番役だったし、社会人になってから亡くなった祖母は、
亡くなる数か月前に入院してそのまま逝ってしまったので、
かめじぃはそれが普通なんだと思っていました。
そして今、かめじぃは病院で働いており、
直接ではないにしても、生死と向き合う事もあります。
平たく言えば、介護も看取りも知らない青二才でしかありませんが、
そんなかめじぃも、祖母との時間は大切にしたつもりです。
幸い、祖母は介護が必要というわけではなかったので、
休みの日に出かける祖母のお伴(荷物持ち)をしたり、
食事したりしながらの話し相手になってました。
それでよかったのかどうか、未だにかめじぃにはわかりません。
祖母が喜んでくれたのかどうかもわからないし、
おもに祖母と一緒にいてくれた母親の力になれたかどうかもわかりません。
ついつい祖母に対して腹を立ててしまうこともありました。
「今だったらもっとこんな事もしてあげられるたのかな・・・・・」
とか思うこともあります。
しかし残念なことに、もう祖母は心の中に生きるだけの存在です。
いまできること、すべきことは、祖母が教えてくれた生き方を守る事と、
祖母にできなかった分まで、両親に孝行する事なのかもしれません。
そんな事をふと思い知らされた、春の一夜でした。