現代旅行事情
こんばんは。
今日は特に特別な日でも、お出かけをしたわけでもないのですが、今日の夜、姉から1通のメールが入りました。
いわく、
「東京発のブルートレインがなくなるらしいよ」
この日記の読者の皆さんはご存じかと思いますが、かめじぃ、筋金入りの「テツ」です。
どの位かというと、学生時代には1週間、ひたすら鉄道に乗る時間を重ねて北海道の鉄道を乗りつぶしてみたり
(宿も、ホテルではなく夜行列車を利用しました→苦笑)、
去年の夏休みは、4日間かけて四国の鉄道を乗りつぶしてみたりしました。
(四国は夜行列車が走っていないので、ホテルに泊まりました。でも行きは飛行機ではなく夜行列車でした)
「テツ」にもいろいろな種類がありますが、かめじぃは基本的に「撮る」と「乗る」がスタンス。
「集める」も好きですが、イベント前日から並びこむほどの気迫はありません・・・・_| ̄|○
そんなかめじぃも、やはり余裕がないせいか、「旅行は飛行機」が当たり前になってきました。
思えば、初めて夜行列車に乗ったのはもう20年も前になるでしょうか。
実家のすぐ近くに何本も線路が走っているという状況で育ったかめじぃが鉄道好きになるのに大して時間はかからず、
青函トンネルができた年に、北海道の父の実家に帰省するときに、両親が興味本位および息子のことを考えて(たぶん)
家族4人、横浜からまる1日半かけて北海道まで行った事を思い出します。
寝台列車といえば「駅で写真を撮る」存在だったのが、「乗る」存在になった喜びと、
朝起きて見知らぬ土地の景色を見た時の興奮、車窓をおかずに駅弁を食べたおいしさは、かめじぃを「首ったけ」にするのに十分でした。
あれから20年、大学受験にも列車でいき、鉄道関連の雑誌を未だに読む生活は変わらないものの、
どうしても時間に追われる旅行・生活になってきた感は否めません。
夜行列車の廃止というのも、時代の流れといえばそれまでですが、汽車旅が否定されたわけではありません。
今年の長期休暇も例年通り、列車の旅を楽しもうと思います。
「老兵は死なず、ただ去るのみ」
去りゆく夜行列車の背中にこの言葉をかけ、労をねぎらいたいと思うかめじぃであります。