到着!!

前日は秋田到着まで起き倒したかめじぃですが、おきたのは、北海道は長万部という駅の近くでした。

基本的にかめじぃ、

「枕が変わるとただでさえ浅い眠りが更に浅くなる」

という特性を持ち、なおかつ夜行列車での一夜となれば、おちおち寝ている訳にもいきません。

とはいえ、列車の揺れとアルコールの力か、いつもほどは眠りが浅くならず、

むしろ短時間とはいえ熟睡できた事にやや驚きました。

そんなこんなで朝から元気いっぱいのかめじぃ、朝食ももちろん食堂車で摂りました。

北海道から帰京する夜行には乗った事があるし、まぁ今回もそうなるんですが、

実は北海道にこういう形で乗り込むのは初体験。

となれば、車窓を眺めながらの朝食を楽しまないわけにはいきません。

本州では見られない風景を眺めながらすするコーヒーの味はまた格別でした。

終着の札幌に到着後、約20分で道都を特急で出発。

こんな強行軍は、一人旅の時でもなければ滅多にしません。

いや、今回もあんまりしたくはなかったんですが、なんでそういうタイムテーブルを組んだかはおいおいわかります。

ともあれ、今度は道南とはまたひと味違う、道央の景色を堪能しながら一路網走へ。

そこで早くもお土産を物色したのち、今度は鈍行に乗り込みました。

華麗な列車の旅ももちろん大好きですが、こういう、地元色の濃い旅も大好きなかめじぃ。

地元の中高生が方言交じりに春休みの旅行の話を聞きながら、

また車窓に現れた流氷と山並みに見とれるうちに知床斜里という駅に到着。

ここからは1時間バスに揺られることになるんですが、あっちではこっちでいうバスとは全く違い、

路線バスといっても使ってるのは観光バスで、なおかつ本数は1日6本。

しかもかめじぃの乗った、知床斜里駅発17時のものが最終となれば、逃すわけにいきません。

まぁハナっから飛行機でひとっ飛びとしておけばそんな苦労もしないですむんですが、これもマニアの悲しいサガです。

バスからも知床の夕暮れを堪能していると、あっという間に知床のバスターミナル到着。

迎えに来てくれた友人Mと知床の幸に舌鼓を打ち、温泉に入って宿に向かいました。

Mの働く、今回の宿についたのは大阪を出てから約34時間後。いやぁ、長かった。

明日は知床の自然と戯れます。