便利になったが故の落とし穴
こんばんは。
昨日はいつもより早く休み、身体の重さも取れつつあるかめじぃです。
さて、いまどき大体の病院がそうだと思うのですが、かめじぃの勤める病院では
オーダリングシステムなるシステムが採用されています。
これは、いま流行の電子カルテと連動しているシステムで、
要は医者が診察室で処方を入力すると薬局にそのデータが飛んできて、
自動的に処方箋及び薬袋(やくたいと読みますが、意味は字のままです)が印刷されるシステムです。
これが導入される前は、処方箋を患者さんが薬局に持ってきてから薬袋を手書きで記入して、
それから調剤に入っていたので、オーダリングシステムの導入によって
患者さんの待ち時間の軽減及び薬剤師の余計な手間が省けるようになったのです。
一応経験者として言っておくと、薬袋を書くという作業は無意味に神経を使うので、
あの作業があるとないでは、薬剤師が調剤に集中できていい感じな訳です。
しかし、ITを導入したが為に新たなる問題が出てきたのもまた事実。
今日はそれが現実になった日でした。
どこがどう故障したのか不明なのですが、今日のお昼前、突然オーダリングシステムがダウンしました。
おかげで調剤はできないし患者さんは待つし、しばし薬局機能はマヒしました。
暫くしてから復旧はしましたが、その後が大混乱。
薬剤部員はお昼ご飯の時間を削って応急対応にあたるハメになりました。
冷静に考えれば、こんな事が四六時中起こるなどという事はありえないので
心配は殆どないんですが、
今日みたいな出来事があると、レトロな時代がちょっと恋しくなったかめじぃでした。