ホンモノとニセモノ

こんばんは。
数日続いている咳ですが、どうにもこうにもならなくなって、遂に漢方に頼りました。
結果、まだ少し残りますが、結構マシになりました。
東洋医学もなかなか捨てたものではないと実感します。
ですが、代わりに今までのツケが腹筋の筋肉痛となって帰ってきて、
どれほどすさまじかったのかを思い知らされています。

今日はかめじぃ、少しゆっくり出勤しました。
ゆっくり出勤する日は朝の連続テレビ小説なんぞを見る事がある
(オカンが見ているから)んですが、
今日の番組で1つ間違いをみつけました。

今日、番組の中で「ビオトープを作る」っていう話題があったんです。
ビオトープっていうのは簡単に言うと「環境再生」というか、「環境新設」というか、
まぁニュアンスとしては、「以前壊れた環境に代わる生態系を作る」っていう感じです。
「作る」とは言っても、実際にはハード面、つまり池やら草木を作るのであって、
造った後は基本的にどのような生態系ができあがるのかを「待つ」スタンスな訳です。

最近は小学生が自然と触れ合う機会を増やす目的で、
例の「総合的な学習」の一環として取り入れる学校が増えているようです。
ところが学校では比較的早期に結果が見えないと子供があきてしまうので、
ちょっとした動物(メダカとかコイとか)を放す場合があるんだそうです。
玄人の世界ではこれを「学校ビオトープ」と呼んで、
通常のビオトープとは区別しているんだそうですが、
今日のテレビで出てきたビオトープは明らかにこっちでした。
しかし、区別する事もなく、そのまま淡々と物語が進行していきました。
残念ながら最後まで見てないのでどういう場面になったかは定かではありませんが、
もし町内会みんなでビオトープを作る場面があって、
動物を放しながら子供たちが目を輝かせている映像を流そうものなら、
間違いなく視聴者の大半は「ビオトープなんだ」と誤解したと思います。
かくいうかめじぃも、
そういう勉強をしている友人がいなかったら間違いなく信じていたと思います。

テレビの怖さを知ると共に、
そんな細かい事にケチをつける自分が少しかわいそうになったかめじぃでありました。